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リハート、それは心癒す日々。

美容内科医 服部達也 ブログ
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花粉症とサプリメント
もうそろそろ花粉症の症状が出てる人もいるでしょう。
街を歩いていても、花粉症用ゴーグルをかけている人がちらほら目につき始めました。
ここ数年は、タリオンやザイザルなど眠くならない薬も出ていてかなり楽に過ごせるようになってきました。
しかし、わしゃ薬なんぞに頼りたくないわいと考える人もおり、サプリやハーブで症状を軽くすることはできませんかという質問を受けることもあります。

ハーブ:
花粉症の症状を和らげるハーブというと、ネトルやエルダーフラワー、マリーゴールドなどが思い浮かびますが、ハーブティーでは成分があまり抽出されず効果が表れにくいです。
効果が期待できるようになるには、一体何リットル飲まないといけないのでしょうか・・・。
ハーブティーを売っているサイトを見ると、これらのハーブは○○に効果的ですと書いてあったりしますが、有効な成分がどれくらいとれるのかは書いていませんよね。

手に入りにくいのですが、ハーブを刻んでカプセル剤として売っているところもあります。
そういったほうが成分を摂取しやすいのですが、それでも有効な成分量を取るためにはかなりの量を飲まないといけません。


食べ物:
花粉症に有効な食べ物というと、バラの花びら(食べ物じゃないか)、シソの葉、甜茶、玉ねぎなどが思い浮かびます。
シソの葉はちょっと有名で、シソの葉を使ったお茶やサプリは薬局などで見かけることもあります。
バラの花びらはちょっと意外かもしれませんが、バラの花びらの抽出物がヒスタミンの遊離を抑えたという実験があり、サプリメントも作られたりしています。
バラの花びら何百枚かでようやくサプリ一粒が作られる程度ですから、バラの花束を食べても意味はありません。あしからず。
甜茶も飴で売ってたりしますから、ちょっと有名でしょうか。

有効成分:
成分的にみると、メチオニンやケルセチンに抗アレルギー効果があるという実験があります。
メチオニンは乳製品などに多く含まれるアミノ酸、ケルセチンは玉ねぎやクランベリー、りんごなどに含まれるポリフェノール類です。
ただ、たとえばケルセチンを花粉症の症状を和らげるために摂ろうとすると300mgくらいは必要なんですが、これだと玉ねぎ40kgくらい食べないと摂れません。
おそろしいほど非現実的です。
やはりこういうものはサプリメントで摂ったほうがいいということになりますね。

わたしも花粉症なので薬を飲んでいますが、サプリメントも摂ることがあります。
以前はバラの花びらと甜茶からつくられたサプリメントを飲んでいましたし、いまはメチオニンのサプリを飲むようにしています。

宣伝:
ハートリークリニックにもサプリメント外来がありますので、これらのサプリメントを取り扱っています。
メチオニンだと60日分で4350円、ケルセチンは50日分で4500円ですから、1日分70〜90円というところです。

まだサプリメントで花粉症対策をしたことがないという人は、一度試してみてもいいのではないでしょうか。
メールや電話でも問い合わせを受けていますので、遠慮なく相談してください。


| 服部達也 | サプリメント | 15:25 | comments(3) | - |
バレリアン
5月19日に発売になった、「Figaro」。
そのなかで、ハーブについて少しコメントをしていますが、そこにのっけたハーブサプリメントについて。



バレリアン

目的:不眠の改善

成分:バレリアン。パッションフラワー。ホップ。ローヤルゼリー

飲み方:寝る30分くらい前に、3〜4粒飲む(サプリ的にいうと、召し上がる)。

価格:90粒入りで 5250円

飲んだ日から、眠気を誘って、入眠障害の改善が見られる。
飲み続けていくことで、睡眠の質を改善する。
朝すっきり起きられるようになる。


バレリアンは、西洋カノコソウの根で、西洋では不眠改善ハーブとして有名です。
有効成分はアルカロイド類であり、GABAを介して、精神安定に役立ったり、睡眠の改善に役立ったりします。
飲むと眠りやすくなるとともに、連用することで、睡眠の質が高くなります。
バレリアンを使った、睡眠改善実験に関する論文もいくつもあり、読売新聞でも取り上げられたほど。

ハーブティーでもありますが、とにかく臭いがひどくて、とてもじゃないけどまともな人だったら、飲み込むことは出来ないでしょう。
自宅にもバレリアンのドライハーブがあるけど、タッパーにいれても臭く、いまでは冷凍庫に閉じ込めてあります。
それくらい臭いから、サプリメントにして、がちがちにコーティングしないと飲めません。
そこが苦労したところ。

パッションフラワーとは、トケイソウのこと。
精神安定効果が高く、パッシフローラエキスという名前で、医者が処方する薬にもなっています。
これが眠気を誘ってくれるのでしょう。

ホップ。
ビールにも入っていますが、じつは、精神安定効果、リラックス効果を持ちます。


これら3つの成分が、寝つきを良くしてくれ、バレリアンが睡眠の質を改善して行ってくれるというわけです。


さらに、ローヤルゼリーをたくさん配合してあるのは、抗疲労効果を考えてのこと。
翌朝目覚めがよくなるのは、このおかげです。


ちなみに、通常量を飲んだ場合、バレリアンには習慣性とかはなく、副作用もないといわれています。
ぼくもしばらくお世話になっていました。

不眠で悩んでいるけど、薬に頼るのはいやだ、というひとにおススメなサプリメントです。


いまのところ、ハートリークリニックでしか買えませんので、ぜひお問い合わせを。。
03(5919)3639 です。
| 服部達也 | サプリメント | 15:32 | comments(7) | - |
サプリメント 医師が教えるほんとの話 〜その4〜
え〜、ちょっと間があいてしまったけど、サプリメントについて。

前回のサプリQ&A.
文章が長い、分かりにくい、くどい。
いろいろ批判を受けました。

きっと酔っ払って書いたのでしょう。
今日は短めにします。


結局サプリメント、上手に摂るにはどうしたらよいのか。
せっかく摂るのであれば、効率よく、効くようにしたい。

それならば「オーダーメードサプリメント」が絶対的にお奨め。

自分に合った、自分のための調合のサプリメントのみを摂る。
ごくあたりまえのこと。

流行っているからと手を出したサプリメント、売り言葉にのり高いお金を出して手に入れたサプリメント、海外からわざわざ取り寄せたサプリメント。
専門家から見れば、実はその人には全く不要で、飲むだけムダ、なんてこともあるかもしれない。


逆に、自分に必要なサプリメントだけを選んでもらう。
それだけを飲む。

合理的。

体調が変わったり飲む目的が変われば、そのときにまた新たに自分用のサプリメントを選んでもらう。


「オーダーメイドサプリメント」であれば、不要なものに手を出して健康障害を招いたり、不要な出費を抑えることができるだけでなく、本当に必要なものだけを飲むことが出来る。


もうすでに色んな分野でオーダーメイドのものが求められている時代。
サプリメントも、オーダーメイドが主流になるのも必然だと思う。
| 服部達也 | サプリメント | 23:04 | comments(0) | - |
サプリメント 医師が教えるほんとのところ その3
サプリメントに関する質問、結構似たようなものが多い。
FAQ様式でまとめてみた。

Q:いままできちんとサプリメントって摂ったことないんだけど、どういうものから飲んでみればよい?
A:流行のものに飛びつくのではなく、まずはマルチミネラルやマルチビタミンから飲み始めてみるってのが一番簡単なんじゃないかな。
サプリメントを飲む習慣がついてきたり、慣れてきたところで、自分に合ったサプリメントを選ぶのが良いと思う。

Q:体に合う合わないってある?逆に健康に被害を及ぼすなんてことも?
A:まずはアレルギーに気をつけなきゃならない。
食品アレルギーのある人、薬で合わないものがある人、花粉症がある人。
自分が何に対してアレルギーを持っているのかを理解して、サプリメントを買うときに、そのアレルギーを持っている人が飲んでも問題がないかを知ってから飲まないと。
健康被害に関しては、いくらサプリが食品類に含まれるとはいえ、どれも安全というわけではない。
残念ながら、すべてのサプリメント業者が良心的なところとは限らず、不要な着色料や保存料、賦形剤(かためるもの)などを多く使っているものもある。
ちゃんと安全性を確認していないものだって、おそろしいことに結構ある。
だからこそ、自分に必要なものだけを選んで飲むことが大事なんだよね。
流行っているから、テレビでいいって言っていたから、という理由だけで買って飲んでみることは避けるべきだよ。
あと、大手のサプリ会社が売っているサプリって理由だけで安心だとは限らないからね。
名前は出せないけど。

Q:薬との飲み合わせの良し悪しとかってあるの?
A:あんまり多くは無いけど、たとえばホルモン関係の薬とホルモンバランスに影響を与えるサプリ(ザクロとかイソフラボンとか)。骨粗鬆の治療薬として使われるアルファロールのような脂溶性ビタミンとキトサンなどの脂吸着サプリとか。喘息の薬と飲み合わせの良くないサプリもあったな。ちょっと今思い出せない。
多くは無いけど、特に命に関わるような病気で薬を飲んでいる人は、専門家に聞くほうが良いね。

Q:飲み方を見ると、「1日3回、3粒〜6粒を目安にお召し上がり下さい」とか、飲む量に幅があるのはどうして?3粒と6粒、どっちを飲めばいいの?
A:サプリメントはあくまでも健康食品。
薬ではないから、「お召し上がり下さい」って書き方になっているのに注意。そして、飲む量も押し付けることが出来ないのだ。
基本的には上限(6粒のほう)を飲むものだと思ってよい。
目的によっても変わる。
たとえば、ビタミンCは、マルチビタミン的にとる場合は1日100mgくらいでよい。
でも、美容目的、シミを薄くしたいときなんかは1日3000mgくらい飲んだりする。
自分が何のためにそのサプリを飲み、その目的のためにはどれくらいそれを飲むほうが良いのかを知る必要がある。

Q:効果を強めたり、早く効いて欲しいから、量を多目に飲んでもいい?
A:サプリメントは、あらかじめ多めに飲んでも危険が出ないように上限量を設定してあるから、それよりも多く飲んでも大丈夫なことが多い。
だけど、やっぱり自分の勝手な考えで多く飲むのは止めたほうがいい。
どうしても多く飲みたいのなら、自己責任という言葉を分かってからトライしてちょうだい。
ちなみにビタミン剤のうち、「水溶性ビタミンは多く飲んでも不要な分は尿として出て行くから、いくら飲んでも平気。」みたいな話も聞くけど、ビタミンBのいくつかは多く飲むと副作用が出るものもある。
あと、ハーブ系のサプリには多く飲みすぎると良くないものが多い。
セントジョーンズワートとかはそうだよね。

Q:同じ栄養素でも、高いものと安いもの、どっちを選ぶべき?
A:安すぎたり、高すぎたりするのはおかしいよね。
あくまでも相場ってものがあるから、そこから大きく外れていない商品の中から選んだほうがいいね。
企業努力で安く提供してくれているところもあるけど、安すぎるのは怪しい。
高すぎるのも、意味わかんない。


・・・続く。
| 服部達也 | サプリメント | 22:09 | comments(4) | - |
サプリメント 医師が教えるほんとのところ その2
サプリメントについて、続き。

まずは、そもそもサプリメントを摂る必要があるのか、ということから。

「自分は食事に気をつけているから、サプリメントなんか摂る必要が無い」
と言っている人。
美味しんぼを読んでごらんなさい。
食べ物に含まれる栄養素は、昔に比べるとかなり減ってしまっているのだそう。
だから、普段バランスよく食事を取っている人でも、栄養が足りていない可能性がある。
・・・ほんと?
日本食品標準成分表をネットで検索してみる。

確かに前のに比べると各主成分が軒並み下がっているようだ。

だからといって、栄養が偏るかというと、サプリメントを飲まなくても健康で長生きするひとがほとんどなわけだから、栄養が偏りすぎて大変、ということにはならない。

でも、ちゃんと食事を摂っているつもりでも、なんか疲れやすいなぁ・・なんて人は、サプリメントでビタミン・ミネラルを補うことで体調が良くなることもあるかも。


あとは、なにかしらの目的を持つために、サプリメントを摂ったほうがよい人もいる。

たとえば、
美肌、抗疲労、ダイエットなどの明確な目的がある人。
関節の痛みや冷え性、眼精疲労などを緩和させたい人。
ここらへんはサプリメントの得意分野だ。

あるいは、精力増強、免疫アップ、いらいら緩和、白髪を減らしたい・・・なんてちょっと変わった目的にもサプリメントの効果を期待しても良さそう。


病気を治すことを主眼に置く西洋医療の薬には、こういった、生活の質の向上や個人的な悩みを解消してくれるようなものは少ない。ほとんど無い。

そうなると、サプリメントなどに期待するのも当然のことだと思う。
実際に、正しく飲めばかなりの効果を期待していい。


ただ、テレビや雑誌、新聞でさえもサプリメントに関する情報があふれかえっているし、ネットでも色んな情報を簡単に手に入れることができる。

情報がありすぎるから、かえって何を選んで飲めばよいのか分かりにくくなっちゃうし、流行っているものにとりあえず手を出してみたりしちゃったりもする。
自分に合わなかったり必要なかったりするものを飲んでいることも多く、当然そうしたものを飲んでも効果など期待できない。
結果、サプリメントなんて気休めじゃないの?
ってなことを言い出したりする。

情報があふれかえっているからこそ、正しい情報を選択して、賢く良いものを摂っていかなきゃいけないんだよね。

どうしよう。

しばらくブログを読んでもらおう。
書くことが多すぎて、まとまりつかなくなってるけど。
| 服部達也 | サプリメント | 01:16 | comments(2) | - |
サプリメント 医師が教えるほんとのところ その1
サプリメントについての質問が相変わらず多い。
ブログで結構書いてあるはずなのになぁ、と思って読み返してみたけど、ありゃ、全然書いてないじゃない。
かなり書くことが多いので、少しずつ書き溜めていく予定です。


サプリメント。
健康食品という分類になる。
医薬品などではなく、あくまでも食品。

であるため、扱うのには資格なぞ要らない。
つくるのにも、売るのにも、なんにも資格が要らない

当然、流行っているし売れそうだ、という理由だけでサプリを製造する人たちもいるだろうし、何の知識も無いのに受け売りだけで売っている人たちもいる。
おそろしい話だ。
ぼくの知っている限り、そういうおそろしい人たちはいっぱいいる。


厚生労働省では、サプリメントを扱う資格を作ろうとしたり、準医薬品にしようとしたり、なんとか制限を作ろうとしているようだ。
ただ、この動きは結構前からあるのにもかかわらず、なかなか進んでいない。
いつものお役所仕事だ。

ついでに、医薬品ではないため、医者が扱う必要が無い。
つまり、医者は別にサプリメントについての知識なんか持ってないのだ

いまでこそ医者の考えも変わってきているから、サプリメントにも関心が出てきているだろう。

ただ、ちょっと前までは病院で「先生、いまこういう健康食品(またはサプリメント)を摂っているんだけど、どうじゃろか?」なんて聞こうもんなら、
「そんなの必要ないよ。こっちで薬出しとくから心配要らないからね」
なんて答えが帰ってくることが多かったはず。
・・・今でもそうかもしれない。

「先生、近所の人からこういうサプリメントを薦められたんだけど、今飲んでる薬と一緒に飲んでいいかい?」
「なに。そんなサプリあるの?へ〜、知らない」
ってな会話もあるかも。

実のところ、ぼくもつい3年前くらいまではそんな感じだった。
幸い健康に対する好奇心旺盛で、親切心の塊でもある私ですから、患者さんにそう聞かれたら、自分で文献等を調べて後日回答していた。

サプリメントに対する興味は結構強かったし、内科をしながら自分で勉強を続けた。
そのおかげか、昨年はサプリメントに関する取材も結構多くいただいたし、新しいサプリメントの企画にも参加することがあった。

話が逸れ逸れになったけど、サプリメントについてはかなり勉強したし、内科はもともと専門。
そんな僕がサプリメントを実際の治療に使うのは自然な流れ。


サプリメントのほんとのところや、裏話、効果的な摂り方なんかについて、実際の経験をもとに書けることがたくさんあるから、期待してちょーだい。
ぼくが今飲んでいるサプリメントなんかについても触れていこうと思ってる。

ちなみに、以前CoQ10サプリについては書いてあるから、CoQ10を飲んでいる人は読んでみたほうがいいよ。
横のカテゴリーのサプリメントをクリックすると出てくるから。

| 服部達也 | サプリメント | 00:07 | comments(3) | - |
コエンザイムQ10〜その3〜
コエンザイムQ10(CoQ10)を摂ったときの効果などについて書いてきたけど、肌を良くするという訳ではなさそうだ。
でも、CoQ10には、肌に効く使い方がある。
それは、肌に塗ること

「酸素」は、もちろん生きるために必要なものだけど、実はかなり毒性が強い。
酸素は大気中に20%ちょい含まれているんだけど、これくらいでちょうど良い。
なんと、酸素100%の状態では数日しか生きられない。

で、大気に常にさらされている「肌」は、かなりダメージを受けやすい。
紫外線や大気汚染などの影響も受ける。

そこで、「抗酸化作用」を強く持つCoQ10を肌に塗ることによって、ダメージを修復することが出来るのではないか、と考えられる。

海外の実験では、CoQ10を3%含むクリームを毎日塗り続けたところ、シワの深さが30%近く浅くなった、というデータが出ている。
肌年齢も若返るようだ。

さまざまな化粧品会社がCoQ10入りの化粧品を売り出しているけれど、これは肌を良くすることができそう。
CoQ10入りの化粧品を使い続けている患者さんは多いけど、見た目でも肌がきれいになってくのが分かる。

ただし、日本の法律では、化粧品に入れて良いCoQ10の量は0.03%まで、と決められている。したがって先ほどの海外のデータまでの効果はなさそうだけど。

ちなみに美容クリニックなどでは、医師が処方するというかたちで、CoQ10を1〜3%含む美容液やクリームを出してくれるところもある。


え〜、CoQ10の話はもう飽きたので、CoQ10のこぼれ話はいずれ、ねたが尽きた頃に書きます。
| 服部達也 | サプリメント | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
コエンザイムQ10〜その2〜
昨日は雪、すごかった。
六本木で朝7時まで飲んで疲れた足取りで帰る、雪の下り坂。キケンすぎる。

さて、昨日はコエンザイムQ10(CoQ10)の働きのひとつ、ATP回路への関与について話をした。

CoQ10がこれだけヒットした要因というのは、疲れを取ってくれそうだから、ということから来るものではない。それだけじゃここまで売れないでしょ。
やっぱり、CoQ10=「肌に良い」
という情報がメディアで大々的に報じられたから、っていうのが一番。

じゃなんでCoQ10=「肌に良い」と言われるようになったのか。


CoQ10のもうひとつの作用に、「抗酸化」というものがある。
細かいことは「抗酸化作用」でググってもらうと良いんだけど、金属と同じで、酸素にふれていると人間も酸化してくる。錆びるようなもの。
すると「活性酸素」というものが出てきて、これは細胞を傷つける。
「活性酸素」が「老化」の原因であるかどうかは色んな説があってまだはっきりしないけど、「活性酸素」が細胞を傷つけることは間違いないと思う。
CoQ10の持つ「抗酸化作用」というのは、この「酸化」を止め、「活性酸素」による細胞障害を防ぐ、というもの。

で、肌の老化も「酸化」によるものだと考え、「抗酸化作用」をもつCoQ10が「肌に良い」んじゃないかと思われたのだ。

基本的にこの考えは正しい。
肌の酸化を防げば、肌のダメージは減少する。CoQ10、良さそう。


ところが、実はCoQ10は、口から摂っても、ほとんど肌に届かない。
臓器など大切なところに使われてしまって、肌の酸化を止めるなんて作用は期待できないというデータが多い。(学者によって様々な説があるのはしかたない)
だから、「肌に良い」CoQ10を摂っても、体内の抗酸化やATP産生に使われて、肌の改善はちょっと期待薄。
というのが多くの考え。

ということだから、「肌を良くする」ためにCoQ10を飲んでいてもあまり意味はなさそうなのだ。CoQ10って結構高いし。
あんまり過激に言うと生活が脅かされるのでこの辺で・・・

ただ、「100年に1度の素材」といわれるほどのCoQ10。
肌のために使わないなんてもったいない。
どうすれば良い??
ということで、まだまだCoQ10をブログのねたに使って楽をしようという私。

あと2〜3回は行けるな。
| 服部達也 | サプリメント | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
コエンザイムQ10〜その1〜
取材のときに必ずといっていいほど聞かれる質問。

「コエンザイムQ10」ってほんとはどうなんですか?

さて、皆さんはどう思いますか??
サプリメント外来に来る患者さんも、結構飲んでる人がいる。
飲んでる理由を聞くと、「肌にいいって聞いたから」。
たぶん一般のイメージはそれが一番強いんだろうね。
はたして本当のところはどうなんでしょうか。


そもそも、コエンザイムQ10(以後CoQ10)とはいったい何ものなのか。
もともとはユビデカレノン(商品名ノイキノンなど)という医薬品だった。
心筋代謝改善薬として、心不全などの治療に使われていた。
ぼくも良く使ってたし、今でもよく使われる薬だと思う。
それが、2001年3月に医薬品から食品へと区分が変更され、サプリメントとして流通するようになった。


CoQ10は主にミトコンドリア内に多く存在し、ほかには細胞膜や血球にも少しある。それが年を取るとともに徐々に減っていく。

あんまり細かく言うと分かりにくいので、簡単に説明すると、(厳密な突っ込みは入れないように!)
人が動くためのエネルギーのひとつにATPというものがあるんだけど、それはミトコンドリアでつくられる。
で、ATPを作るための仕組み(回路ともいう)のなかで、CoQ10は潤滑油のような役割を果たし、ATPを作りやすくしている。

CoQ10が減ってくるとATPがうまく産生されなくなり、エネルギー不足になってくる。
年を取るとCoQ10が減ってくる。そうなるとエネルギーが作られにくくなるから疲れやすくなったり、臓器が弱ってきたりする。

ちなみに、CoQ10が減ってくるのは30代後半とか40代くらいから。
ということは、20代や30代前半の人はCoQ10を補う必要は無さそうだ。
年を取ってからCoQ10を摂ると、ATPが作られやすくなるため疲労が取れやすくなるということは分かってもらえるだろう。

あと、病気の人。
心臓病の人はもちろんだけど、リウマチやパーキンソン病の人でCoQ10の効果を調べたものがいくつかみられる。
海外の医者の調査では、パーキンソン病の患者さんにCoQ10を飲み続けてもらったところ、症状が改善した人が多かったという結果が出ている。
もともとCoQ10の研究で有名になった先生も、CoQ10は病気や健康面での効果を期待していると言っている。

スポーツの分野でも使われている。
メジャーリーグにノーラン・ライアンという投手がいて、この選手は46歳で引退するときも150km以上の速球を投げていた。
この選手が現役を長く続けられたのはCoQ10を愛用していたからだという話もある(ほんとかどうかは保証しません)

さてさてこうみると、肌に良いという話がないよね。
CoQ10のサプリメントのパンフレットや説明書を見ても、「肌に良い」と書いてあるものは少ない。
むむむ・・・では、CoQ10は肌に良いというのは嘘なのか!?

そこのところは明日書きます。
乞うご期待!
| 服部達也 | サプリメント | 17:02 | comments(2) | trackbacks(0) |
ダイエットサプリ
今、ある会社からのオファーでサプリメントを開発してる。
美肌用、アンチエイジング用、抗疲労用、安眠用などさまざま。

そのなかでも来年ヒットしそうなのがダイエットもの。
とはいえ、ダイエットサプリなんて世の中に数多くあり、出尽くしたんじゃないの?なんて思うなかれ。
いままでのダイエットサプリは、やれ燃焼系だの吸収阻害系だの便秘解消系だの、とったカロリーをなんとか排出しようというものばかり。
そりゃ言いたいことはわかる。
ついた脂肪は燃やしたいし、食べた栄養は吸収しないでいて欲しい。

でも。でもそんなに世の中甘くはない。

ダイエットの基本。
それは摂取するカロリーを少なくすること。
お腹いっぱい食べて痩せようなんて、気持ちはわかるけどやっぱりそれは難しい。
運動、めんどくさいし、やる時間もない。

そこで新しく出る画期的なサプリメント。

これは食事の1時間前に飲むと、食欲が抑えられて、結構少ない量でも満足感が得られちゃうというもの。
これで口からとるカロリーを直接少なくしちゃおうと。

医者が扱う薬で「サノレックス」とか、「リダクティル」とかいう食欲抑制系坑肥満薬はある。
これらの効果は結構すごく、1ヶ月平均4kgくらいは落ちる。
でも副作用があったり、一般の人は手に入れられなかったり。

そこまでの効果はなくても、副作用が少なく、しかもサプリメントでできちゃうとしたらそりゃ買いでしょ?

そんなサプリメント、来月の1月下旬に発売予定。
いまデータを取ってるところ。
自分でも飲んでるけど、確かに食欲減るね。
体重?
・・・まだ4日くらいしか飲んでないからわかりません。
| 服部達也 | サプリメント | 03:08 | comments(1) | trackbacks(0) |
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