では前回に続き、台北でおすすめする食べ物を紹介します。
その名も「とろみスープ麺」。
出汁を尤魚でとっているんですが、これは日本語でいうところのスルメイカ。
実際食べてみるとカツオの出汁かなという感じですが、とても濃厚な味が出ていてスープを最後まで飲み干してしまうこと請け合いです(塩辛いので注意)。
東門尤魚辣麺
松江南京駅が最寄りです。
駅から南京東路を中山方面に歩き、一江街(という通り)を右に入ります。
少し進むと一江公園というちょっと広い公園がありますので、公園の先を左に曲がります。
四平街という通りです。
曲がるとすぐ左手に小さな店があります。
ここは現地の人しか行かないような店で、当然日本語も英語も通じません。
*下の画像はクリックするとちょっとだけ大きくなります
夜だと、周りのお店が閉まっているのでこんな感じです。
入るのには、ちょっとした勇気が要ります。
店先にある屋台で麺を茹でてくれるので、「総合麺(ゾンハーミェン)」といいましょう。
それだけで十分通じます。
見たことのない食べ物が出てきます。
上にはカリカリのお揚げが載ってます。
これで230円くらいです。安い・・・
米粉を使った丸太麺。
具材は、ミンチされた肉の入ったハンペンみたいなものと、イカ、ネギ、お揚げです。
汁はとろみがついていて、麺によく絡みます。
ものすごいうまみが感じられます。
テーブルには辣椒(ラージャオ)が置いてあるので、途中まで食べたら辣椒を入れて食べましょう。
味がガラッと変わり、これまたうますぎて涙が出そうになります。
ちなみに店内はこんな感じです。
僕が行ったときは、入り口の屋台で30歳過ぎのお姉さんがひとりで料理を作っていました。
全く表情もなく、世間に疲れ切った感じを醸し出しています。
愛想のかけらもありませんが、全部食べ終わって店を出るとき、「非常好吃(フェイチャンハオツー)」、(日本語でとっても美味しかったよ!という意味)と言うとニコッと笑ってくれました。
やはり、ちょっとしたコミュニケーションができると、なごみますね。
たまたま見つけて入ったお店ですが、これを食べるためだけに台北に行きたくなるくらい美味しいです。
日本人の舌にめちゃくちゃ合うと思いますので、ぜひ頑張って行ってみてください。
前日に紹介したMy灶はここから歩いて5分くらいですので、時間がない人ははしごするのも手だと思います。
東門尤魚辣麺
定休日不明 営業時間不明 ネットで検索しても一件もヒットしません
場所はグーグルマップで確認してください。下の住所をクリックすると出てきます。
No. 20, Siping St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 104