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美容内科医 服部達也 ブログ
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コエンザイムQ10〜その1〜
取材のときに必ずといっていいほど聞かれる質問。

「コエンザイムQ10」ってほんとはどうなんですか?

さて、皆さんはどう思いますか??
サプリメント外来に来る患者さんも、結構飲んでる人がいる。
飲んでる理由を聞くと、「肌にいいって聞いたから」。
たぶん一般のイメージはそれが一番強いんだろうね。
はたして本当のところはどうなんでしょうか。


そもそも、コエンザイムQ10(以後CoQ10)とはいったい何ものなのか。
もともとはユビデカレノン(商品名ノイキノンなど)という医薬品だった。
心筋代謝改善薬として、心不全などの治療に使われていた。
ぼくも良く使ってたし、今でもよく使われる薬だと思う。
それが、2001年3月に医薬品から食品へと区分が変更され、サプリメントとして流通するようになった。


CoQ10は主にミトコンドリア内に多く存在し、ほかには細胞膜や血球にも少しある。それが年を取るとともに徐々に減っていく。

あんまり細かく言うと分かりにくいので、簡単に説明すると、(厳密な突っ込みは入れないように!)
人が動くためのエネルギーのひとつにATPというものがあるんだけど、それはミトコンドリアでつくられる。
で、ATPを作るための仕組み(回路ともいう)のなかで、CoQ10は潤滑油のような役割を果たし、ATPを作りやすくしている。

CoQ10が減ってくるとATPがうまく産生されなくなり、エネルギー不足になってくる。
年を取るとCoQ10が減ってくる。そうなるとエネルギーが作られにくくなるから疲れやすくなったり、臓器が弱ってきたりする。

ちなみに、CoQ10が減ってくるのは30代後半とか40代くらいから。
ということは、20代や30代前半の人はCoQ10を補う必要は無さそうだ。
年を取ってからCoQ10を摂ると、ATPが作られやすくなるため疲労が取れやすくなるということは分かってもらえるだろう。

あと、病気の人。
心臓病の人はもちろんだけど、リウマチやパーキンソン病の人でCoQ10の効果を調べたものがいくつかみられる。
海外の医者の調査では、パーキンソン病の患者さんにCoQ10を飲み続けてもらったところ、症状が改善した人が多かったという結果が出ている。
もともとCoQ10の研究で有名になった先生も、CoQ10は病気や健康面での効果を期待していると言っている。

スポーツの分野でも使われている。
メジャーリーグにノーラン・ライアンという投手がいて、この選手は46歳で引退するときも150km以上の速球を投げていた。
この選手が現役を長く続けられたのはCoQ10を愛用していたからだという話もある(ほんとかどうかは保証しません)

さてさてこうみると、肌に良いという話がないよね。
CoQ10のサプリメントのパンフレットや説明書を見ても、「肌に良い」と書いてあるものは少ない。
むむむ・・・では、CoQ10は肌に良いというのは嘘なのか!?

そこのところは明日書きます。
乞うご期待!
| 服部達也 | サプリメント | 17:02 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
確かに。。。ELLIEのお友達も「お肌にいいから…」って言ってる。
本当のところどうなのか?続きが楽しみ〜♪

でも、サプリにしても、ダイエット法にしてもどうして流行があるのかなぁ?

効果のあることやいいものは「普遍」では?
…新しいものにとびつく私達消費者が流行を加速させているといえばそれまでだけど☆

それからファッションみたいにリ・ブームはおきないのかなぁ?
| ELLIE | 2006/02/07 1:22 AM |
>さてさてこうみると、肌に良いという話がないよね。

う〜ん。私的にはサプリメントが肌に直接いい!に結びつくとは考えていないのだけれど・・・
ど〜なんだろう・・・。
はったつ先生、教えてください♪
| NANA | 2006/02/07 6:09 PM |
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