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リハート、それは心癒す日々。

美容内科医 服部達也 ブログ
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にわか警察医ファイル 2ページ目
何の知識もない(監察の)内科医が、警察医として変死検案をさせられる問題点をテレビで指摘されていたのを受け、昔を思い出しながら書いています。

(前を読んでいない人は、ぜひまず序章から読んでみてください)


さて、足首に傷もなく、スパイに暗殺されてもいないことが分かり、自然死という検案書を書かせていただいてから数週間後。
今度は、林の中で首を吊って亡くなっているところを発見された男性の検案に呼ばれた。

自殺であろうと警察が判断し、その男性の自室にご遺体は移されていた。
そこで死亡診断および、死体の検案をするわけであるが、町の家庭医である僕には当然監察の知識はない。
直腸温や硬直の程度から死亡推定時刻を知るすべもなく、警察の方の言うとおりに首を振る。
(直腸温から死亡時刻を推定するのには、グラフを用いるので、ある程度分かる)

警察官いわく。
じゃあ、首吊り自殺ってことで良いですね。
死亡時刻は大体〜〜時でよろしいですね。

ちょっと待った〜。
あんたたち犯人(誰?)にだまされていないか?
と、ご遺体を見直す。(といっても、警察の方の目も気になるので、遠くからながめるだけ)

首を絞められたときに、首に巻きつけられたものを剥そうと首をかきむしるので、首に爪のあとが残る。
これを「吉川線」といい、これがあると他殺の疑いが強くなる。

林の中で首を吊ったご遺体をよく観察すると、足の爪に土が付着している。
これは、他の場所で首を絞められ、自殺に見せかけるため林の木につるす。
その運ぶ際に足を地面に引きずってしまい、爪に土が着いてしまっているのだ!!

吉川線と足の土。
これを見逃しては、犯人の思う壺である(前回同様意味不明)

とはいっても、遠くからしか眺められなかったので、よく分からなかった。
警察の人たち見逃したりしないだろうな。
保険金とかちゃんと調べるんだろうね。
などと、推理小説を読みすぎな私は、無駄な不安を抱きつつ死体検案書に「自殺」と書くのであった。


次項有前の事件も読んでみる

蛇足:なお、プライバシーの問題があり、細かい話が出来ないこと。
  :死者を冒涜するつもりもないことをご理解下さい。
| 服部達也 | へっぽこ警察医(気楽な読み物系) | 14:30 | comments(1) | - |
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コメント
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| - | 2012/11/18 2:52 PM |
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