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リハート、それは心癒す日々。

美容内科医 服部達也 ブログ
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ストレスと肌
先日受けた取材のときに、調べておいたけど話さなかったことがいくつかあるので、せっかくだからここに書いときます。

「ストレスを受けたとき、肌はどういう変化を起こすのか。」

基本的に、ストレスを受けると、皮膚のバリア機能の回復が低下し、経皮水分蒸発量が増える。
肌が乾燥しやすくなって、バリア機能も落ちるということ。
肌の乾燥≒バリア機能低下、ということもあるが、いずれにせよ肌が弱る。
そうすると、かさついた上に外から雑菌が侵入して来やすく、ぶつぶつができたり赤味を帯びてくるようになる。

アトピー皮膚炎の方は、乾燥から来るバリア機能の低下から症状が悪化することが知られており(だから、治療としては肌の保湿が一番重要)、ストレスを受けると皮膚症状が悪化しやすい。

阪神淡路大震災のとき、被害が大きい地域にいるアトピー患者さんのほうが、被害が小さいところに住んでいる患者さんに比べ、症状の悪化がひどかった・・・
という報告もある。


ある実験では、運動負荷させたマウスと、心理ストレスをかけたマウスをくらべてみたが、
心理ストレスをかけたマウスでは皮膚のバリア機能が落ちたのに対し、運動負荷させたマウスではバリア機能に変化がみられなかったという。
ストレスといっても、肉体的なものではなく、心理的なものが肌に影響をもたらすようだ。


心理的ストレスを受けると、肌のセラミド(天然保湿因子)が減り、そのせいでバリア機能が落ちるらしい。
また、ストレスにより体内の活性酸素が増え、それがメラニン産生を亢進させたり、コラーゲン合成能を低下させたりする。


心理的ストレスに陥ると、肌が乾燥して悪化してくるので、ストレス発散を考えた方がいい。
ただ、それがタバコを吸うことだったり、夜遊びすることであるのなら、肌には逆効果だ。

運動しても肌に影響がないことを考えれば、軽く体を運動してストレスを発散させることが、ストレスから来る肌の悩みには一番良いのかもしれない。
もちろん、日焼け止めをしっかり塗ることは忘れずに。


以上、服部レポートでした。
| 服部達也 | 美容 | 16:10 | comments(5) | - |
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コメント
私がストレスフリーの毎日を送るには、やはり仕事を辞めるしかありません。しかし簡単には辞められないのが現実で、大切なのは如何にストレスと上手に付き合うかと言う事になるのでしょうね。
 ところで服部先生は、ご自身の肌ケアーの為に何か続けて行っていらっしゃる事は有りますか?
| 美香 | 2008/09/30 8:50 PM |
以前より大切な時に限って何故か顔がガサガサになると思っていたのですが、ストレスからだったのですね。とても勉強になりました。有難うございます。
| ふむふむ | 2008/10/01 12:45 PM |
>美香さん
ストレスが無い生活を送ることなんて、夢のまた夢…
ぼく自身肌のためにしていることは、ホームピーリング石鹸で角質ケアをすること、プラセンタの注射を打つこと、アファームマルチプレックスを気が向いたときに打つこと。
美容クリニックで働いているんで、ケアするのは楽です。

>ふむふむさん
なんだか、こういうことらしいです。
| 服部 | 2008/10/02 3:23 PM |
服部先生、ホームピーリング石鹸についてもっと詳しく教えて下さい。
| 美香 | 2008/10/02 8:21 PM |
>美香さん
そうですね。
次回、書きます。
ちょっと気力が萎えていて、ブログの更新をする気になれません。昨日も書きかけで中止…
明日か月曜日には書けるかな。
| 服部 | 2008/10/03 6:15 PM |
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