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美容内科医 服部達也 ブログ
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ヒトのフェロモン

ネタに困ったときの医事新報。
今回も、医事新報で見つけた気になる記事を紹介してみる。。


女性ならうなずいてもらえる話だと思うが、同じ職場で働いていると、生理周期が段々近づいていって、みんな同じタイミングで生理を迎えるようになる。
これは、McClintockという女性が、「女子学生が共同生活を始めると月経周期が同調する」と、1971年に発表したのが最初の報告とされている。
寄宿舎効果(あるいはドミトリー効果)、とよばれている。
その後1998年に、女性の腋からでる分泌物が月経周期に影響を与えることがわかった。
ある女性のアポクリン腺から出る分泌物を他の女性の鼻の下に塗り続けたところ、月経周期に変化が起きたというのである。
実験の風景を思い浮かべると笑ってしまうけど。

これはフェロモンによるものとされているが、まずはフェロモンの定義を説明しておこう。
フェロモンとは、「動物個体から抽出され、同種他固体に特異的な反応を引き起こす化学物質」のこと。
これは、そのフェロモンによって直接何らかの行動を起こさせるものと、ホルモンなどに影響を与えるものの2種類ある。
先ほど述べた寄宿舎効果では、ホルモンなどに影響を与えて月経周期をずらしたと考えられる。

俗に性衝動に影響を与える、一般的に使われる「フェロモン」という言葉が指すのは、前者の行動に直接影響するタイプのものであろう。
フェロモンと聞くと、つい艶っぽいものをイメージしてしまうが、ホルモンに影響するものまであるとなると、なんだか科学的な感じもする。


蜂とか馬とかのフェロモンは分かっているらしいけど、残念ながら人間のフェロモン物質が何だということは分かっていない。

椅子を並べて、そのなかのいくつかにフェロモンと考えられる物質を塗ったところ、その椅子に座る女性が多かった・・・という実験もあるらしいが、実験のやり方が偏っていて信用性が低いようだ。

いまのところ、人間の皮膚から取れるPDDという物質がヒトのフェロモンではないかといわれているようだが、まだこれが人間のフェロモンだというものは特定されていないらしい。

フェロモン入りの香水などというものが販売されていたりするが、まだ特定にいたっていない物質を混ぜている商品というのはなんだか怪しい話である。
加齢臭の元であるノニナールもフェロモンの一種ではないかと考えられているようだが、そうすると私も最近フェロモンを発するようになってきたと言えるが、このフェロモンでは確実に女性は寄ってこないことは、実験をしなくても実体験で分かっている。

母親の匂いをかぐと赤ちゃんは安心して眠ったりするが、これもフェロモンの影響なのだろうか。
いろんなフェロモンがあるだろうから、早くなにか特定されると面白いと思う。

| 服部達也 | 内科・病気 | 17:26 | comments(3) | - |
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コメント
 自分の口臭は朝一番でコップに息を吐いた物から知ることが出来ますが、自分で自分の体臭を知る方法はあるのですか?
| 美香 | 2011/12/03 7:52 PM |
実体験って・・くすっ☆
先生、この場でとてもおモテになられているのに(^^)
冗談がお上手ですね


| みどり | 2011/12/07 8:21 AM |
>美香さん
枕の匂いをかいだりすると、加齢臭はわかりますよね。

>みどりさん
ネット上だけです。もてるのは。
まあそれだけでもありがたい話ですけど。
| 服部 | 2011/12/08 6:01 PM |
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