また来週から遠くに出かけます。
その間にブログの更新を・・と言いつつ、今回でこのブログは終わりです。
これからは名前を伏せてブログを書いていきます。
今まで長く読んでいてくれた方もいるので、期間限定で新しいブログへのリンクを貼っておきます。
ただし、新しいブログでは名前を明かしたくないので、決してコメント欄に私の名前は書きこまないでください。
私の素性がわかるようなこともダメですからね!
とはいっても、コメント欄はまずぼくが読んで問題なければ公開する形になっているので、私個人にあてたものなら普通に書いてもらっても大丈夫です。
新しいブログはこちらから→ 新しいところへ飛ぶ
それではみなさんさようなら。
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1〜2歳、間違ってるかもしれません。
ここ数年目に見えて体力が落ちてますが、とくにこの1年は体重が8kgくらい増えたこともあり、しんどい日が続いてます。
この1年を漢字一文字で表すと「悩」につきるほど、今年はいろいろ悩むことが多くありました。
特に、平気でうそをついたり約束を破り続ける人たちと接することが多く、精神的にタフな私でもかなり悩まされ、考え込むことが多くなりました。
まあもともと楽観的な人間なので、来年は忘れてのびのび暮らすことができるでしょう。
年明けには楽しいイベントがいくつかあり、それに向けてラストスパート、頑張りたいと思います。
*知人からの指摘で、私はまだ44歳になったところだということを知りました。
ずっと、もう45歳だよ!と言っていたのに、間違っていたとは・・・
まあ44も45も変わらんけどね。
]]>特別な理由はありませんが、あまり書くことがなくなってきたのと、実名だと内容を選ばざるをえなくなってしまってつまらなくなってしまったことが主なところではないでしょうか。
今後は、匿名で旅行記やご飯屋さんなど当たり障りのないことだけを書いていくつもりです。
楽しみにしてくれていた方には申し訳ないですが、あと1〜2回でさようならです。
さようなら。
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すみません。
]]>そりゃ、日曜日だしどこか遊びに行きたくもなるよねぇ。
]]>はっきり言って、結構ある。
新宿には吉本の事務所があるから、吉本所属の芸人さんはよく見るし、テレビの収録をしているところを見たりもする。
喫茶店(カフェ、か)に行くと、隣のテーブルに米倉涼子さんが座っていたりすることもある。
友達を家まで送ったら、ロビーに内田有紀さんがいて、そこに住んでいるということがわかってしまった。
美容のクリニックには当然芸能人が通ってきたりすることもあるが、さすがに患者さんのことは口が裂けても話せない。
とくに赤坂で雇われ院長をしていたときは、そこが都内で一番古い岩盤浴の施設を持っていることもあり、多くの有名人が来てくれたものだ。
プライベート感も高いつくりをしていたから、来やすかったのかもしれない。
そんな中、とある大物女優さんは、いつも自分で車を運転してきていた。
クリニックの地下に駐車場はあるのだが、すこし入れづらいので、その人はクリニックの前に車を止めて入ってくる。
そして僕を見ると、「あなた車を入れておいてちょうだい」といって鍵を渡してくるのである。
何度も高級外車を駐車する羽目になったが、主治医に躊躇なく頼んでしまうあたり、大物感が半端ない。
仕事で知り合った人を通じて芸能人と接することもあるが、女優のSさんとよく食事に行っていたのはこのブログでも書いたことがある。
Sさんの紹介でタレントのMさんとお見合いをさせられたこともあるが、電話交換までで終わってしまった。
Mさんはいまだに独身であり、もっと頑張ってみればよかったと思うこともある。
知り合いに連れて行ってもらった、あるショップのオープニングセレモニーには、菅野美穂さんがいた。
その知り合いは菅野さんとも仲が良いらしく、お茶をしよう!ということになり、僕の横に菅野さんが座った時は天にも昇る気持であった。
1時間近く隣に座っていたのに、緊張してほとんど話ができなかった。
ずうずうしく育ててくれなかった母に、ちょっとだけ文句を言いたくなったものだ。
いまやテレビで見ない日はないという女優さんと食事に行ったときには、個室に入るとすでにジャニーズのタレントさんが待っていた。
当時、もしかして付き合っているのではないかとメディアで噂になっていたのだが、お付き合いしていると本人から言われて衝撃を受けた。
そのジャニーズのタレントさんはとても腰が低く、せっせとみんなにお酒を注いで回っていたのを覚えている。
あまりにも腰が低いので、しばらくADさんと勘違いしていたほどだ。
芸能人の誕生日会にも何回か呼んでもらったことがあり、そういうところは芸能人のオンパレード。
あっちをむいてもこっちをみても芸能人がおしゃべりをしていて、ミーハーなひとは鼻血がでてしまうのではないか。
ぼくは鼻血が出なかったところを見ると、ミーハーではなかったに違いない。
もう今後はこういった派手なところに呼ばれることもないだろうが、いい経験をさせたもらった。
おそらく、年を取って認知症が始まったら、こういったことを自慢のように繰り返し話すのだろう。
あら、またあのおじいちゃんの妄想が始まったよ。
そういえば、あのひと自分のことを医者だったと思ってるらしいよ・・・
]]>数少ない体験なので、まあこんなこともあるんだなと軽い気持ちで読んでほしい。
まずは、フジテレビで吉本の有名芸人が司会をするバラエティーに参加した時のことを思い出してみる。
その時はお台場で収録があり、個室の楽屋的なところをあてがわれて支度をする。
芸能人の楽屋も近くに並んでおり、通路をテレビで見る顔が歩いているので、意味もなくトイレと楽屋を往復して芸能人とすれ違うのを楽しむ。
そのうちADさんかディレクターさんが楽屋に来るので、台本を渡され説明を受ける。
リハーサルが始まるまで少し時間があるので、出演する芸能人に挨拶に行く。
こちらは有名人ではないので、芸能人からしたらどこの誰があいさつに来たんだ??と怪しむのもわかるが、これがきっかけでクリニックに通うようになってくれた人もいるのでなかなか侮れない。
リハーサルは台本をもとに進んでいくのだが、バラエティーの台本には芸人の突っ込みを入れるタイミングや話す内容もすべて書いてあり、その通りにしゃべっていく。
番組によってはフリーでしゃべる部分も多いものがあるらしいが、僕が参加したものは、芸人さんのボケやギャグも台本にすべて書いてあるし、出演者のセリフもすべて台本通り。
テレビを見ていると、当意即妙な対応をしていると感心するが、台本に書いてあることを読んでいるだけと知って愕然とした。
アドリブもあるのだろうが、僕が参加した2時間番組ではほぼすべて台本通りであった。
2時間の特番だったが、集合時間から終わるまでが9時間くらい。
経験の少ない私には、これが長いのか短いのかわからんのだが。
ニュースなどで使われるインタビューなどでは、さすがに台本はなく、だいたいの質問を書いたFAXかメールを事前にもらい、それになんとなく沿うような形で撮影される。
ある程度の答えを考えておくのだが、スタッフやカメラに取り込まれると用意していた答えは吹っ飛んでしまってディレクターに睨まれる・・・ということもあった。
TOKIOの城島茂さんのラジオに電話出演したこともあったが、ラジオを聞きつつ電話で話をするというのはなんか難しく、これならテレビのほうがよっぽど楽だと思った。
日曜の夕方にやっていた香取慎吾とキャイーンの番組に出た時のこと。
出演している人たちに様々なデトックス方法を試して、どれだけ効果があったのかを調べてみようという企画だった。
2週にわたって放送されたのだが、これは最初から最後まで12時間くらいかかった。
ほぼ待ち時間で、一緒に出た看護師さんはかなり辛そうだった。
最後のコーナーでは、香取慎吾やキャイーンが作った料理を実際に食べて私や看護師が採点するということをした。
料理の内容は私が考えたという体になっていたが、実際にはフードコーディネーターの方が考えてくれていたものだった。
そんなわけで、天野くんに「先生これ何が入ってるんですかww?」と得意の誘い笑いをされながら聞かれても、まあ美味しいですから食べてください・・・とはぐらかすしかできなかったのである。
カメラが回っていないところでの過ごし方にはそれぞれ性格の違いが出るようで、天野君はマイペースに過ごし、ウドちゃんはスタッフと談笑。
そして香取くんは出演者に気を使ってくれ、カメラが回っていないにもかかわらず、私に食べ物を「あーーん」と食べさせてくれたり冗談を言ったりしてくれていた。
テレビやインタビューなどに応じても、たいていの場合、出演料はもらえない。
クリニックの名前を出すので、なんとか只で出てもらうわけにはいかないでしょうか・・・と頼んでくるから断りにくい。
たしかに、テレビに出るとそれをみたほかの制作会社のひとからテレビ出演の依頼が来たり、雑誌の取材が来たりする。
それが患者さんを集めるのにどれだけ効果があるかはわからないが、おそらく「もと」は取れているはずだ。
ただ、テレビはたまに恣意的な編集をしたりするので、基本的にはもう出ないようにしている。
名張に来てからも何回もテレビ出演の依頼を受けたが、丁重に断らせていただいた。
何回もといっても、2回だけだけど。
そういえば、もう少し若いころは、お見合い番組のようなものに出てくれないかとたくさん依頼を受けたものだ。
独身の医者として私生活も追いつつ、番組でお見合いしてくれと。
そのころは恥ずかしいからと断っていたが、今その話が来たら飛びつく可能性もあるとかないとか。
]]>全国に診療所は10万件くらいあるらしく、そのうち在宅療養支援診療所として届け出を出しているのは1万4320戸らしい。
6年前のデータでは1万3758戸だったから、少し増えている(ハートリークリニックがそのうちの1戸)。
結構な数があるじゃん!と思うかもしれないけど、全自治体の3割に当たる552市町村では在宅療養支援診療所がないらしい。
このうち9割は町村部になるが、市でも55市では在宅療養支援診療所がないとのこと。
そして、北海道や東北がその半数を占めるらしく、在宅で看取りができる人の数がとても少なくなっているということだ。
積雪などの気象条件や山間部などの交通条件が悪いため、そのようになっているとのこと。
また、在宅療養支援診療所として登録していても、年間の看取り件数が1件もないというところが4割もあるという。
ということは、在宅療養支援診療所として登録していても、実際には訪問診療していないところもあるということだろう。
もちろん、看取りしてくれるような病院がたくさんある地域では、家で看取りをしないで病院で亡くなることがほとんど・・・ということもあるだろうから、在宅療養支援診療所が無い地域=医療過疎地というわけでもない。
また、在宅療養支援診療所として登録していなくても、積極的に在宅の看取りをしている診療所もあるだろう。
つまり・・・在宅療養支援診療所の数だけでは実際の在宅医療については何とも言えない・・・ということになるか。
あー、なんかすっきりしない終わり方。
]]>もちろん、昼の時間は訪問診療にあてているのでずっと休憩しているわけではないが、それでも1時間ちかくきちんと確保できるようになったのは大きい。
スタッフにも無理をさせていたので、これでちょっとは働きやすくなったのではないだろうか。
さて、僕は所属している医療法人との契約で、夏季休暇を5日取れることになっている。
クリニックが落ち着く10月ころに夏季休暇を取ろうとしたところ、「7月に夏休みを取ったのでダメだ」と却下されてしまった。
7月には夏休みなんて取っていないので医療法人側の勘違いだろう。
それに加え、「ハートリークリニックはほかのクリニックに比べて休みが多いのでこれ以上休みはとれない」といわれたが、カレンダーで計算してみても、まったくそんなことはない。何を根拠にそんなことを言っているのか。
さらに、正月やGWも働き、休診日も普通に訪問診療に行っているのを知っているはずだが、それは無視ということか。
臨時の往診だけでではなく、普通の業務としても行っている。訪問の予定表に、普通に休診日も充てられているからね。
むなしい限り。
そもそも、夏季休暇を取れる契約をしているのに取らせてくれないとなると明確な契約違反となるけど、そこまでは考えてないのかな。
まあここでそんなこと言ってもしょうがないか。
それより、そのあとに言われた「24時間対応の加算を取っているのだから、そもそも休みを取ることがおかしい」というのはどういうことだろうか。
まず前提として、ハートリークリニックは「在宅療養支援診療所」の届け出を出している。
厚生労働省の取り決めで「在宅療養支援診療所」というのは
1:診療所である
2:24時間連絡を受ける体制を確保している
3:24時間往診可能である
4:24時間訪問看護が可能である
5:緊急時に入院できる病床を確保している
6:連携する保険医療機関、訪問看護ステーションに適切に患者の情報を提供している
7:年に1回、看取りの数を報告している
という条件を満たす医療機関であって、これで登録するとほかの診療所よりも高い診療点数を取ることができるのだ。
いまのところ伊賀と名張地区には4つの在宅支援診療所があり、そのなかでも訪問診療に力を入れているのはうちを含めて2つだけである。
上記の要件の「2」は、24時間電話がつながるようになっていることが必要ということ。
ハートリークリニックには緊急用の携帯があり、クリニックの診療時間外、休診日はそちらに電話してもらうことで常に医者か看護師に連絡がつくようになっている。
私は常に1台緊急用の携帯を持っているのでこれは問題なくクリア。
「4」は、訪問看護ステーションと連携を取っていれば大丈夫なのでこれもクリア。
「5」は入院できる医療機関と連携していればいいので、名張地区では問題なくクリアできる。
今回の話の中心となるのは、「3」だ。
医療法人が言ってきた、「24時間加算を取っているのだからそもそも休みを取ることがおかしい」というのは、「在宅支援診療所の届け出を出しているのだから、24時間往診できるようにしなくてはならない。そうなると、休みを取ってしまうことはできないはずだ。もともと夏休みを5日間取っていいという契約をしたけど、そんなの取れるわけないだろう」ということなのだろう。
まあ、分かる。
一般的な感覚とすればその理解でもいいかもしれない。
しかし、これも「4」や「5」の要件のように、「往診に行くのは連携する医療機関でも可」となっている。
そりゃそうだよね。
医者ひとりの診療所であれば、24時間365日どこにもいくことができず、そんなの正直無理だ。
ハートリークリニックも、医療法人に内科があって、協力してもらえると約束していたから在宅支援診療所にしたのにね。
それが協力してもらえないとなると、ほかの医療機関に協力してもらうか、在宅支援診療所の届け出を取り下げるしかない。
在宅支援診療所を取り下げれば、朝も夜も夜中も電話に対応し、必要と思えば往診に行き、正月もGWも関係なく休診日も往診に出かけていたのが必要なくなるので、私にとっては素晴らしいことかもしれない。
しかもそうなっても給料は変わらないしね。自分ことだけを考えれば、そうするのが一番だな。
しかし、それではいままで頼りにしてくれていた患者さんを裏切ることになってしまう。
患者さんが常に安心して療養生活を送れるようにするには、協力してくれる医療機関を探して、休みの日に必要なら往診してもらうようにするしかない。
医療法人側が協力を拒否してきたのだから、ほかで探すしかない。
人や組織によっていろんな考えがあるのだろうから、決して医療法人の考えを否定する気はない。
そういうことであれば、ほかの方法を考えればいいだけだ。
まあ、幸い心当たりがあるので、さっそくお願いしに行ってみよう。
訪問診療をしっかりやっていくには、周りの協力が不可欠。協力を得るためには自分で努力していかなくてはならない。
人に頭を下げて頼むのを努力というのかどうかわからないが、まずはそこから始めてみよう。
簡単なことだよ。
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松本家の休日という、松本人志、たむらけんじ、雨上がり宮迫、放送作家さだ、の4人が大阪近辺をロケして歩くゆるい番組がある。
この間、京都のラーメン屋をまわる回があり(3週にわたって放送された)、5軒もはしごしていた。
結構前から京都はラーメン激戦区になっていて、一度食べに行ってみたいと思っていた。
これはいい機会だと、松本家をみて美味しそうなところに行ってみた。
京都のなかでも特にラーメン屋が多い一乗寺という場所にある「極鶏」。
私が住んでる名張からは電車で1時間45分。
11時30分の開店にめがけてわざわざ行ってみた。
開店30分まえにいってみると、すでに7人も並んでいる。
やるな。
ここのお店のいいところは、並んでいる人がいると開店前に店を開けてくれる(とネットに書いてあった)。
この日も、11時過ぎには店を開けてくれた。
店内は4人掛けのテーブルが2卓とカウンター5席。
めでたく1巡目で着席。
メニューは「鶏だく」というラーメンが基本。
名前の通り鶏白湯スープ・・・というか鶏肉や骨なんかもミキサーでドロドロにしてあって、スープというよりかはポタージュに近い。
スープの上に麺が乗っているのだが、スープが濃すぎて麺が沈んでいない。
混ぜようと思っても、スープが絡むのを拒否していて手こずってしまう。
ポタージュ、もといスープはさすがに鶏のうまみが凝縮されていてめちゃくちゃうまい。
メンマは極太だが歯切れがよくさくさくしている。
チャーシューは普通。
麺を食べ進んだ後は、残ったスープを飲むのではなくて、レンゲですくって食べる感じ。
これで700円とは、東京では考えられない。
「赤だく」は、一面に唐辛子の粉が振りかけられている。
この唐辛子、まったく辛みがない。
唐辛子ではなくて、ただの赤い粉(謎)かもしれない。
風味が増すので、鶏だくよりもこっちのほうが好きだという人もいる。
ほかには、マー油をかけた「黒だく」、魚粉をかけた「魚だく」がある。
全部値段は一緒なのがおそろしく良心的。
とてもおいしいラーメン屋だが、さすがに遠すぎて行くのがしんどい。
ちなみに、カップラーメンも出ているがとてもまずいのでお勧めはしない。
その次に、セアブラノ神という店に行った。
たしか、京都駅から数分の四条大宮という駅から歩いて5分ほど。
お昼の時間を少し過ぎていたからか、並んでる人はゼロ。
最近、中のテーブルを増やしたらしく、それも並ばずに済んだ理由かもしれない。
名前の通り、豚の背脂がたくさん振りかけられたラーメン。
脂まし(+50円)を頼むと、おそろしいほどの背脂が。
スープを飲むと、でーろでろでろと背脂が流れ込んでくる。
スープは煮干し系。
新潟の燕三条のラーメンで、本場のほうは食べたことがあった。
煮干し+背脂は見た目ほど重くなく、刻み玉ねぎのおかげで結構ずるずる飲める。
麺は中太(平打ちも選べる)。
おいしかったのだが、極鶏のあとだったのでお腹いっぱい過ぎて半分くらいしか食べられず・・・
松本家では、これが今までのロケで一番おいしいラーメンだと言っていた。
個人的には、背脂はホープ軒系列が好きで、とくに五反田の平太周味庵の背脂味噌ラーメンが一番好きだ。
2軒はしごした時点でギブアップ。
そのまま名張に帰った。
往復4時間近くかけて、ラーメン屋を2軒回って帰る。
ラーメン代よりも電車賃のほうがはるかに高くついた旅であった。
]]>これはただ休憩時間を増やしているわけではなく、訪問診療の時間をきちんととるためである。
訪問診療は書かなくてはいけない書類がたくさんあって、外来の合間に訪問診療に行った後は昼休みを削って、書類作成やカルテ記入をおこなっていた。
そのせいでスタッフもきちんと昼休みを取れないこともあったりして、迷惑をかけていた。
これからは外来の時間を減らしたぶん、そういうのを作る時間も取れるようにしたい。
それと、末期がんや手のほどこしようのない患者さんを担当することが多く、外来を中止して緊急往診することも多かった。
せっかく予約してきてくれた患者さんを待たせてしまうこともあり、
これでは外来の患者さんにも、訪問診療の患者さんにも迷惑をかけてしまうし、スタッフも壊れてしまう・・・
外来に余裕を持たせることで、時間の調整をしやすくしようと考えている。
とはいえ、訪問の患者さんはいつ容態が悪くなるかわからないから、外来の患者さんには相変わらず迷惑をかけてしまっていて申し訳ないと思う。
そんななか、会ったことも話したこともない人から、facebook経由で「医者はみんな金の亡者なんですか?」と質問された。
その人がどういう医者に出会ってどういう嫌な思いをしたか知らないが、その質問を僕にしてくるのは酷だろう。
休診日もほぼかならず患者さんのことで連絡があり、月の休みの半分は患者さんのところに診察に行っている。
夜中もいつ電話が鳴るかわからない緊張感があるし、時間外労働は当たり前だし休憩まったくが取れないこともある。
それでも給料は1円も増えない。
なにかしらの手当てがもらえるわけでもない。
好きで訪問診療をやってるのだから仕方ないといえばそれまでだが、たまに自分の命を削ってんなと思うこともあるのに、金の亡者と言われるとは。
特に、この1週間は癌末期の患者さんを4人もお看取りしたこともあって、結構へこんでる。
頑張っても報われないし、頑張るのやめちゃお!と思うこともある。
普通に9時5時で働いてたほうがいい給料もらえるしな。
・・・なんて、文章で読むとかなり重く思われるかもしれないが、もともとメンタルはひとより相当タフなので実際は「ちょっと休みがほしいなぁ」という程度じゃないかな。
たぶん。
まあ、疲れてるんだわ。結構。
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旧: 水曜と木曜日以外の10時から19時(最終受付18時30分)
新: 月・金・土・日の10時から13時 16時30分から18時30分
外来の時間が大幅に減ります。
ハートリークリニックは、何らかの理由で医療機関に通院できない方に訪問診療をおこなっていますが、訪問診療の患者さんは増える一方です。
介護度や重症度の重いかたを率先して引き受けているため、容態が急変することも多く、ある程度の時間を確保しないと対応できません。
本当は美容外来の時間をもっと削ろうかとも思ったのですが、美容の患者さんもかなり多く、いまのところはこれで精一杯です。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
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巣鴨の駅から歩いて3分くらい、細い路地にひっそりと暖簾を構えている。
ここの支店はお客さんが並び過ぎて閉店せざるを得なくなり、それがニュースでも取り上げられたのでそれで知った人もいるだろう。
並び過ぎて閉店しなくちゃいけなくなったお店というと六厘舎や勢得があるけど、勢得は僕が一番好き(だった)ラーメン屋。
あそこはほんと美味しかったなぁ・・・
さて、Japanese Soba Noodles 蔦(以下、「蔦」と略させてください)。
ここも当然ものすごく混雑するわけだが、混雑を避けるために整理券制となっている。
開店は朝11時から。
11時からの整理券をもらうためには、朝7時30過ぎにはお店の前にいる必要がある。
平日だと8時過ぎでも大丈夫らしい。
整理券は1枚1000円で、平成28年6月20日から、一人で何枚でも買えるようになった。
7時30分に整理券を買った後、開店時間(あるいは整理券では入れる時間)まで時間をつぶし、時間になったらまた並びなおす。
お店の横の暗がりに並ぶ。
並んでいるとお店の人が来て、整理券を回収する。
そのときに1000円を返してもらい、お店に入ったら好きなラーメンの食券を買うというシステム。
僕は11時の開店の券で、11時10分前に行ったら、すでに7人並んでいた。
カウンターは9席なので、めでたく1回転目に入店することができた。
メニューは醤油と塩とつけそばが2種。
醤油の特製(トッピング全部乗せ)大盛りに、特製煮豚(20食限定)。
値段はすっかり忘れた。
ここのラーメンの特徴は、なんと黒トリュフオイルが使われていて、チャーシューの上には黒トリュフでつくったソースが乗っているのだ。
チャーシューの上の黒トリュフソースは、あとで溶かして味の変化を楽しむためだろう。
ラーメンにトリュフ。
不思議な組み合わせだがこれがまたよく合う。
醤油とトリュフの香りがうまくマッチして、ごくごく飲めるスープ。
素晴らしい。
だが、麺は全粒粉を使った細麺で、これはいただけない。
すぐにスープを吸ってのびてしまう。
大盛りだと、麺を3分の1くらい食べたところでもうふにゃふにゃ。
いとこの器を覗くと、麺が汁を吸っちゃって、1時間遅れた出前のようになっている。
煮卵はたいていどこで食べても同じようなもんだと思っていたが、いい卵を使っているのか、濃厚で黄身の味が濃くて美味しかった。
塩ラーメンは塩トリュフとドライトマトを使っているらしいので、今度ぜひ食べてみようと思う。
ちなみに、蔦はサークルKサンクスと協力して冷やしラーメンを発売している。
ちょっと前は冷やし醤油ラーメンで、今は冷やし塩ラーメン。
両方食べてみたけど、塩はいまいち。
醤油はめちゃくちゃおいしくて、コンビニで食べられる麺としてはダントツだね。
期間限定ではなくて定番メニューとしておいてくれたら、毎日でも食べられるのに。
コンビニのものでもトリュフの香りがすごくするから、近くにサークルKがあったらぜひ食べてみてね。
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ラクサとは、シンガポールやマレーシアで食べられる麺料理で、エビや鶏のダシとココナッツミルク、タマリンド(おそらく)の酸味が混然一体となった日本人の舌にもジャストミートする(であろう)食べ物。
シンガポールに行ったときに食べたラクサがものすごくおいしくて、日本でも食べたいなぁと思っていたのだ。
そんなラクサの専門店が原宿にあると知り、東京に行く機会があったら絶対に行こうと決めていた。
原宿駅から徒歩2〜3分の路地にある瀟洒なお店。
お店の奥に、2人掛けのテーブルが2つ。
それと、写真でも見える席がちょっと。
メニューは1種類のラクサのみで、チキンライスをつけるかどうか、大きさや辛さ、トッピングをどうするかしか選べない。
チキンライスを付けた、Mサイズ。
チキンライスは、シンガポールで食べたものと全然違うものが出てきた・・・
味はおいしかったけど、これじゃない感。
麺は米粉を使っていて、丸細麺と写真のような短くて太い麺が選べる。
スープは、ココナッツが効いていて適度な辛味もあって(辛めを選んでるから)酸味はあまりなし。
コクが足りなくて、うっわーこれ美味しい!とは残念ながらならず。
うん、まあ美味しいな、という感じ。
これでは原宿で生き残っていくのは厳しいと思うぞ。
メニューも少ないし。
シンガポールで食べたラクサでは、オーチャードにあるマンダリンホテルのchatter boxというお店が一番おいしかった。
海老の味噌が溶かしてあるような濃厚な風味があり、結構量が多いのに、スープも最後まで飲み干せる。
シンガポールに行ったらここのラクサを食べなくちゃもったいない。
夜は池袋で食事をしたのだけど(いとこと)、その帰りに、行列のできるアップルパイ屋に寄ってみた。
東口の、昔は交番があったところ。
RINGOというお店で、いつも行列ができているのですぐにわかる。
40分くらい待つこともあるらしいが、時間がちょうどよかったのか5分くらいで買うことができた。
商品は、アップルパイが1種類だけ。
1個399円。4個で1500円ちょっと。
まあまあ高い。
店内で焼いていて、焼き立てが食べられる。
僕はアップルパイが苦手で、おいしいと思ったアップルパイに出会ったことがないが、これはびっくりするほどおいしい。
生地がパリッとしてるのは当たり前だけど、中のリンゴがふわふわしていて、ちょっと入ってるクリームと一緒にとろけて口の中になだれ込む。
アップルパイごときに行列するとかwwwwwwなんて思っててすみませんでした。
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なんちゅうピンボケ。まあ、会場は基本的に写真撮影NGですからね。こんなもんでしょう。
Allergan Medical Institue Japan SYMPOSIUM 2016~Eye ♡ Beauty~
と書いてます。
昨年と同様、ブラジルからDr.Mauricio De Maioを招いて、ヒアルロンとボトックスを使った新しい注入療法を勉強しようという会。
アラガン社はジュビダームビスタというヒアルロン酸、ボトックスビスタというボツリヌス菌製剤を販売していて、それらをつかって注射だけで顔のいろんな悩みを解決していこうという取り組みをしています。
そういう治療では最先端を行くドクターディマイオを招いて、日本でも注入療法を盛り上げようということです。
一社が提供する勉強会では異例ともいえる、医者や医療従事者が300人も集まるほどの大盛況でした。
*ちなみに、「ボトックス」はアラガン社の商標なので、アラガン社以外のボツリヌス菌製剤を使用している場合は「ボトックス注射」と表記してはいけません。仕入れ値もある程度の幅で決まっているので、とびぬけて安く打っているところは怪しいです。
ドクターディマイオの提唱する打ち方は、「MDcode」といって、解剖学を徹底的に研究して顔をいくつかのポイントに分け、少量のヒアルロン酸をいろんな部位に打って美しい顔をつくりだすことを目的にしています(たぶん)。
ほうれい線や目の下のたるみが気になる場合、いままではそこに直接ヒアルロン酸をうちこんで埋めていました。
MDcodeでは、目の周りや頬骨などにヒアルロン酸を少量打つことでリフトアップさせ、全体的に引き上げてしわを目立たなくさせることができます。
直接悩みがある場所に打ってそこだけを治すのではなく、全体的に美しくなるのが特徴です。
まあこれは昨年も同じようなことをシンポジウムで教えてくれていたので、ものすごく目新しいものというわけではありませんが、テクニックの再確認をできたので良かったと思います。
で今回は、目をパッチリ見せるための新しい提案、「VST−Eye(ビスタアイ)」についても話をしていました。
ボトックスを通常とはちょっと違う部位に多めにうつことで、眉尻をあげ、目をパッチリ大きく見せることができます。
それにヒアルロン酸をつかって目の下のたるみも引き上げてあげると、それはもう綺麗に仕上がるのです。
会場では、モニターの方2人に実際にヒアルロン酸とボトックスをうち、変化をみせてくれました(法律的なこともあり、注射は日本人の医者が打ちます)
2人目のモニターは50代の女性でしたが、ゴルゴライン、ほうれい線がかなり目立ち、上の歯が前に突出していて顎が小さいという顔だちでした。
そういう顔に対して、ゴルゴラインやほうれい線には直接何も打っていないのに、MDcodeで注入し終わると会場からどよめきが起きるほど綺麗になっていました。
最近の報道で、ヒアルロン酸などの注入で失明したり鼻がもげたりする危険性が報じられています。
患者さんからもそれに関する問い合わせが多くありました。
ドクターディマイオの提唱する打ち方は、そういう危険のある部位を避け、安全な場所に少量ずつ・・・というものです。
注入に慣れていない医者でも失敗することなく打てる、というのが飛びぬけて良いところなのです。
最後のまとめで聖心美容外科の鎌倉先生はこう言っていました。
「注入療法に携わるすべての医者に、この講演会を聞いてもらいたい」と。
僕もそう思います。
安全で効果の高い治療、最新の治療法を多くの医者が学ぶことで、患者さんにも注入療法は怖くなくて素晴らしいものと認識してもらえるものだと考えるからです。
とっても素晴らしい勉強会でした。
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